見本も正解もない所から、一から考えてモノをつくり出すそれが新規製品開発の楽しさ Mさん 2014年入社 研究開発部 第二課 生産工学部 機械工学科卒

入社後の経歴・略歴
2014年
技術部に配属、弊社製品の基礎知識,社会人としての意識を学ぶ
2015年
後輩への指導方法の習得,現場の方々との交流
2016年
本格的な特殊仕様対応
2017年
研究開発部へ異動、新天地で板金設計を行う
現在の仕事内容

研究開発部は当社のあらゆる製品の新規製品開発を行っています。その中で私は板金関係の設計を担当しています。所属している第二課は、プログラム開発や電子機器開発を行う電気系の課で、そこで開発したシステムをどのように機械に組み込んでいくかを考え、板金設計を行うのが私の大きな使命です。
新規製品開発は、どういったニーズがあるかなどを、技術部や営業など他の部署と話し合って、開発テーマ絞り込んでいきます。開発テーマに沿った製品の機能など仕様が決まったら、それぞれの担当が開発を行い、試作品試験を繰り返してデータをとって、不具合などを改善し完成品へと仕上げていきます。

印象に残っているエピソード&仕事のやりがい

福井の技術部にいたときに、積雪対策のための特殊仕様で自分が設計した板金が製品に取り付いたときは、喜びと達成感を感じました。現在の部署は今年異動したばかりなので、自分が携わった製品はまだ世に出ていませんが、見本も正解もない所から、一から考えてモノをつくり出すという楽しさを感じています。
自分自身の今までの経験、知識を活かしつつ、部署の方々と協力しあいながら、新製品開発に携わることができ、喜びを感じています。自分の知らなかったことを教えてもらえるので、幅広い知識も身に付きますし、新たな発見もあります。難しい点も多いですし、いろいろな製品の案件が並行して動いているので大変ですが、それだけに責任とやりがいを感じています。

齋藤愛

デンヨーに入社を決めた理由

小さい頃から飛行機が好きで、親と一緒に羽田や成田に飛行機を見に行っていました。航空機の整備をする人がかっこよく見えて、幼心に憧れを持っていました。大学では航空エンジンの燃料のバイオマス関連対応を研究し、就職に際してはそこで学んだことを活かせる企業を探していました。
そんな中でデンヨーの会社説明会に参加し、デンヨーの製品がお祭りなどの出店など意外と日常の身近な所で使用されていることや、震災などの災害時に大きな役割を果たしていると知り、興味を持ちました。説明会や面接での印象も良く入社を決めました。

今後の目標&学生さんへのメッセージ

私は板金設計担当ですが、プログラムの知識があれば仕事がスムーズに進むと思い、現在、プログラミングの勉強を進めています。デンヨーは自分が担当した製品の開発から量産まですべてに関わるので、他分野の知識を身に付けて、少しずつでも新規製品開発に貢献していきたいと思っています。今は先輩をはじめいろいろな人に支えられていますが、いずれは自分が他のメンバーを支えられるようになりたいと思っています。
また、開発の女性社員は私たちが先駆的存在なので、ロールモデルになれるように頑張っていきたいと思っていますし、開発部門に女性社員が増えることを期待しています。
短い就職活動期間で自身に合ったベストな会社を選択するのは、なかなか難しいと思いますが、少しでも興味を持った会社があれば、時間の許す限り、説明会等に足を運んで、会社の雰囲気等を少しでも感じてみてください。きっと魅力を感じる会社が出てくると思います。

齋藤愛

1日のスケジュール
  1. 8:00
    出社
  2. 8:30
    メール確認、スケジュール確認
  3. 9:00
    板金設計、試験準備
  4. 12:00
    昼休み、昼食
  5. 13:00
    製品試験
  6. 16:00
    試験データ整理
  7. 18:30
    退社